付属施設サクラソウ

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種名サクラソウ
学名Primula sieboldii E.Morren
分類サクラソウ科
生息場所日本では、北海道南部から九州の春先に陽射しの入る湿った広葉樹林下や湿った草原。
開花期(付属園の開花)開花期:4月下旬~5月下旬
見ごろ:5月上旬~中旬
備考
  • 長野県絶滅危惧Ⅱ類・長野県希少野生植物指定種
  • 例年、JR大糸線信濃大町駅前で栽培展示を行っています。

開花は、春の日中にみられます。ひとつの茎にたくさんの花がつき、先に咲いた花の逆の方向でつぎの花が開花する傾向がみられます。花の形は、筒状になっていて蜜を吸うことのできる昆虫を限定していると考えられています。マルハナバチ(女王)のほか、ビロードツリアブやアゲハチョウのなかまが蜜を求めてやってきます。どれも長い口(口吻)の持ち主です。果実は蒴果で種子散布は重力散布で夏に行われます。発芽は翌年の春に生じます。1年目から葉を旺盛に展葉させ、早ければ2年目の春に開花に至ります。地下では、横に伸びる茎が枝分かれして成長するため、やがて周囲には同じ遺伝子を持つ集団がつくられます。

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