特別展 さんぱく収蔵コレクション北アルプスに生きた動物の記録

開催期間 2021年4月24日(土)~ 7月11日(日)

北アルプスに生きた動物の記録

北アルプスの雄大な自然の中では、標高の高い所には多雪や低温などによる過酷な環境に適応できる限られた生き物しか暮らすことができず、一方で麓は山からもたらされる豊かな水資源などにより、多様な生き物が生息してきました。

このような自然環境の中で、具体的に北アルプスやその周辺にはどのような生き物が暮らしているのでしょうか。また、気候変動などで生態系に変化が見られる中で、暮らしてきた生き物には変化がみられたのでしょうか。 山岳博物館では、開館以来長きにわたって、北アルプスやその周辺地域に生息する動物の資料を収集・保管してきました。しかし、その標本が広く紹介・解説される機会は多くありませんでした。

本特別展では、これまでに当館が収蔵してきた哺乳類・鳥類などの剥製や昆虫の標本などを展示・紹介します。

展示をご覧いただき、北アルプスやその周辺に暮らしてきた生き物への理解・関心を一層深めていただければと存じます。

会期2021.4.24(土)~ 2021.7.11(日)(会期中、7月は無休)
開館時間午前9時 ~ 午後5時※ 入館は午後4時30分まで
休館日月曜日、祝日の翌日※5月6日(木)は祝日の翌日のため休館
会場市立大町山岳博物館 特別展示室
観覧料大人450円 高校生350円 小・中学生200 円※常設展示と共通、30 名様以上の団体は各 50 円割引
※そのほかの各種割引については窓口でお問い合わせください
主催市立大町山岳博物館

展示資料の一部

展示資料の一部

1. 高山帯を代表する哺乳類「オコジョ」
2. 高山帯に生息するカラスの仲間「ホシガラス」
3. 渓谷に棲む「ヤマセミ」
4. 里山から高山帯まで広く確認される「ニホンザル」
5. 1919年に北安曇郡美麻村(現大町市美麻)で発見された「トキ」
6. かつては大町市で目撃された絶滅危惧種「ブッポウソウ」

企画展関連の催しご案内

ミュージアムガイド

期間4月24日(土)・ 5月16日(日)・ 6月20日(日)
時間各日とも1回目午前10時~、2回目午後2時~※各回の所要時間は20分程度、午前・午後とも内容は同じ。
会場山岳博物館 特別展示室
内容学芸員が展示の見どころなどを解説します。

※事前申込み不要。通常観覧料が必要です。

鷹狩山自然観察ツアー

期間5月2日(日)・ 5月4日(火)
時間各日 午前9時~10時30分
会場鷹狩山(集合・解散山岳博物館)
内容鷹狩山を散策し、動物の痕跡などを探します。
定員20名(先着順)
費用無料
申込4月23日(金)までに山岳博物館へ参加希望者の氏名・住所・電話番号・生年月日をFAXまたはEメールにてお伝えください。

標本づくり講座

期間6月5日(土)・ 12日(土)
時間午後1時~4時30分
会場山岳博物館 講堂
内容剥製・骨格標本が出来上がるまでの紹介と、鳥の仮剥製づくりの体験会を行います。
定員15名(先着順、両日参加できる方)
費用無料
申込6月3日(金)までに山岳博物館へ参加希望者の氏名・住所・電話番号・生年月日をFAXまたはEメールにてお伝えください。

関連資料

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